生命の起源に関する問へのアプローチ
ねこ助の息抜きブログ

生命の起源に関する問へのアプローチ


以前、地球上の生命は海で発生したとする説を紹介しました。今回はどの様にして生命は誕生したのか?生命の起源はどこにあるのか?という問題についての取り組みについて書きます。




三つの生命起原探査アプローチ



生命の起源を探る研究手法は三つ挙げることができます。

一つ目は科学的な手法。これは初期の地球環境でどのような化学反応が行われたのかを考える研究です。

46億年前の地球環境からどのようにして生物のアミノ酸が生成されうるのか仮説を立てます。このアプローチの究極的な証明方法は実際に生命を創造してのけることでしょう。

しかし現在までの所、46億年前の地球環境をフラスコ内に模して生命の元となる材料を満たしても生命を作り出すことは出来ていません。

フラスコ内のスープ(有機物質)にプラズマをたいてエネルギーを与えても相当低確率でしか生命は発生しないのではないかと言われています。


生命の起源 地質学的時間の螺旋形

二つ目のアプローチは地質から過去の環境を紐解いていこうとする地質学的な研究です。古い地層から新しい地層にかけて生命の化石を辿ることで進化の系譜を見ることが出来ますし、また地球環境がどの様に変化したのかも知ることが出来ます。

そもそも古生代、中生代などの地質時代区分は生物進化の境を基準として設けられており、地質と生命の関りは深いのです。

三つ目が、樹形図の作成による生物学的なアプローチです。生物学的な類似点から生物の進化の系譜を仮定し並べていくことで樹形図を作ることができます。

このアプローチは昔から行われており、進化論を唱えたダーウィンも「進化の樹」という図を書き記しています。

面白いことに、多岐に枝分かれした生物種も元を辿っていくとある一つの生物種に行き着くと言われています。つまり樹形図は複数存在することはないのです。

これら三方向からの研究が互いに協力し合った結果として、有力視されている推論の一つが以前当ブログで概略した生命派生のプロセスです。
https://www.lifestyle-2018.com/2018/10/earth-life-origin.html

生命の樹 ダーウィン
ダーウィンの書いた生命の樹



地球外からの生命探査



地球において生命の存在を語るとき、水の存在は欠かせません。

以前より木星の衛星であるエウロパにて液体の水の存在が指摘され、生命が存在する可能性が示唆されています。

もしエウロパにて生物が発見されれば、生物の発生についてより多くのことが分かるでしょう。

生物の起源が分かればそこから逆に地球環境についての研究アプローチも可能になります。そうなれば面白いのではないでしょうか。

生命の起源 エウロパ
地表は氷に閉ざされたエウロパも、
地下は地熱によって液体の水が存在する可能性が指摘されている


まとめ
  • 生命の起源を探るアプローチとして科学的手法、地質学的手法、生物学的手法がある。
  • 地球における命の樹形図は一つしか存在しないと考えられている
  • 地球外生命体が発見されれば生命の起源について違ったアプローチが可能となる