ジュラシックパークシリーズ(1~5)に登場した恐竜から、恐竜が生きていた時代について記述します。まずは本シリーズに登場した恐竜を年代によって表示してみます。
名前だけ挙げても思い浮かばないので,何体か紹介します.
・ディロフォサウルス
1作目に登場 とさかを広げて毒を噴射した恐竜
・パキケファロサウルス
2,4作目 石頭の持ち主
・アパトサウルス
4作目 首長の恐竜,ハイブリット種に殺害される
・ディモルフォドン
4作目に翼竜飼育エリアでプテラノドンと共演
・モササウルス
4,5作目に登場 本シリーズ唯一の海洋生物
1作目に登場 とさかを広げて毒を噴射した恐竜
・パキケファロサウルス
2,4作目 石頭の持ち主
・アパトサウルス
4作目 首長の恐竜,ハイブリット種に殺害される
・ディモルフォドン
4作目に翼竜飼育エリアでプテラノドンと共演
・モササウルス
4,5作目に登場 本シリーズ唯一の海洋生物
ジュラ紀,白亜紀の恐竜が登場
恐竜の生きた時代は中生代(約2億5217万年前から約6600万年前)です。中生代は三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の三つの時代に分かれます。本作品群ではジュラ紀、白亜紀の恐竜がメインに描かれており、三畳紀の恐竜は登場していません。(たぶん。。。)
三畳紀は恐竜が出現し始めた時代で、まだ個体数が少なく現在得られているデータもジュラ紀、白亜紀に比べて多くありません。ポピュラーな恐竜も後者の二時代に多く存在するため、このように偏ったのだと思います。白亜紀の最後に何らかの理由で生命の大量絶滅が生じ、恐竜の時代は終わりを迎えます。
三畳紀は恐竜が出現し始めた時代で、まだ個体数が少なく現在得られているデータもジュラ紀、白亜紀に比べて多くありません。ポピュラーな恐竜も後者の二時代に多く存在するため、このように偏ったのだと思います。白亜紀の最後に何らかの理由で生命の大量絶滅が生じ、恐竜の時代は終わりを迎えます。
ティラノサウルスとスピノサウルス どちらが強い?
北半球最強の恐竜ティラノサウルスと南半球の巨大恐竜スピノサウルスは年代的にも生息地も一致していないことが分かります。シリーズ3作目での両者の戦いはまさに夢の対決だったわけです。映画では映画の演出上スピノサウルスが勝ちました。スピノサウルスはティラノサウルスに比べて噛み切る力が弱いそうなので、違った結果を予想する方もいます。
グラフを一見するとティラノサウルスの繁栄した期間が短く感じられます。ティラノサウルスの繁栄した期間は500万年程度。原人からの人間の歴史が200万年程度なので、十分長い期間繁栄が続いています。また白亜紀最後の大量絶滅がなければさらに長い期間北半球の王者として君臨したでしょう。
スピノサウルスはデータ数が少ないため、繁栄した期間が正確に想定できていない可能性があります。諸説ありますが、スピノサウルスは川で獲物を捕食する生活が祟り、気候変動による干ばつが原因で滅びたという説があります。
スピノサウルスはデータ数が少ないため、繁栄した期間が正確に想定できていない可能性があります。諸説ありますが、スピノサウルスは川で獲物を捕食する生活が祟り、気候変動による干ばつが原因で滅びたという説があります。
北半球の王者ティラノサウルス
ジュラ紀はゴンドワナ大陸とローラシア大陸からなります。ステゴサウルスの分布から分かるように恐竜達は両大陸を行き来することができました。
白亜紀になると、北半球の陸地と南半球の陸地は完全に分割されます。そのため南北で異なる生態系が育まれました。知名度の高いティラノサウルスは地球全域を席巻していたわけではなく、北半球で栄えていたのです。南半球ではまた違った王者が君臨していました。
今後 南半球の恐竜が活躍?
分布を見てみると映画では、北半球、特に現在の北米地域に登場した恐竜が集中していることが分かります。これは発掘作業が北米、アジアで積極的に行われ、恐竜のデータ数が多かったためと推測されます。
北半球の方が南半球よりも恐竜が多かったとは言えません。近年では世界中で恐竜が発掘され、次々に新種が発表されています。今後のシリーズでは南半球の恐竜も活躍するかもしれませんね。